■ 全身体表の外傷
Scarless healingをめざして
形成外科は創傷治癒(そうしょうちゆ)の専門の科です。理想の創傷治癒とは、早く・傷みなく・傷跡が残らないで治ることです。しかし、現実には傷は多少 なりとも残ります。ただし、いくつかの条件が揃えば肉眼的には判別がつかない程、目立たなくなる場合があります。それは例えて言うなら「くじ」の「当た り」のようなものです。我々形成外科医は常にこの「くじ」を全て「当たりくじ」にするような気持ちで皮膚組織の傷を治療いたします。
形成外科では主に皮膚組織の外傷を治療します。簡単に言えば、日常生活上で起こりえる刃物などの切り傷、転倒や打撲でできた挫創や擦り傷などがそうです。
■ けがをしたら
慌てず速やかに傷口を、きれいな布やタオルで圧迫してください。ティッシュなどは使用しない方がよいでしょう。
砂粒などが付着した擦過傷では、水道水で汚れを落として下さい。
■ 治療方法
縫合処置:局所麻酔を注射して手術用の糸で傷口を縫合して閉鎖します。
洗浄処置:局所麻酔のゼリーやクリーム、注射の後で汚染された傷口を洗い流します。
医療用接着剤による傷の閉鎖:注射が苦手な幼児などの場合に使用します。
